可愛いすぎるNYの人気グルテンフリーベーカリー BabyCakes NYC
NY、ロサンジェルス、フロリダに店舗をかまえる、Erin McKennaのグルテンフリー、アレルギーフリーのベーカリー、BabyCakes。アレルギーをもたなくても健康指向なニューヨーカーからも大人気!
グルテンフリー、健康志向というとどうしても地味な感じになりがちですが、このお店はそんなイメージを完全にくつがえす可愛いさ!ぶりぶりピンクが趣味でない女性でも見るとやっぱりテンションあがると思います。(私がそう)
写真に快く応じてくれたスタッフの女の子
オーナーのエリンは、グルテンと乳製品不耐性で自分が食べられるお菓子を作りたくてはじめたのがきっかけ。だからお店は、グルテンだけでなく、乳製品、卵、動物性のものも使わないヴィーガンでオーガニックなベーカリー。このぶりぶりかわいい店内とは裏腹に硬派なお店です。
私も食べてみたけど、小麦を使ってないって言われないとわからない、普通に美味しいです。小さな店内にはひっきりなしに人が入ってきます。そしてbabycakesの人気商品のレシピ本もこれまでに2冊出版されています。
babycakesのレシピ本 : BabyCakes: Vegan, (Mostly) Gluten-Free, and (Mostly) Sugar-Free Recipes from New York’s Most Talked-About Bakery
babycakesのどこがすごいって、上のレシピ本のような、かわいいカップケーキまで並んでいるところ。これがアレルギーフリー!?と疑いたくなるようなカップケーキ。見た目にも楽しくてしかもアレルギーフリーで体にいいオーガニックなケーキやクッキーが食べられるなんて、すごいぞエリン!あっぱれエリン!です。
一度、エリンが「マーサ・スチュアート ショー」に出演し、クッキーを実演して作ったのを見たのですが、これが、これが、驚くほどの「ココナッツオイル」の量でして。バターもミルクも卵も使わないかわりにココナッツオイルを大量に使っていて、日本人から見るとちょっとひいてしまうぐらい大量でした。もちろん番組ではたくさんのクッキーを焼いていたので、家庭で使う量よりは多めだと思います。でもやっぱり多い。日本で作るとちょっと材料費もかかるでしょうね。
カップケーキのフィニッシュ!クリームをぬりぬり
アレルギーフリーでこんなにポップなお店って日本にはあまり見かけない気がします。もっと落ち着いた、自然派らしい感じを売りにしてるイメージ。私はそういうお店も大好きですが(やっぱりほっと落ち着くし)、このbabycakesのようなお店も楽しくて気分があがります。特に子供たちにはすごくいいと思います。いくら体に悪くたって、子供は目に楽しいものが食べたい!これまでアレルギーのために可愛いカップケーキを我慢しなければならなかった子供たちにはすっごい嬉しいお店だと思います。
アレルギーがなくても、新しいもの、ヘルシーなものが大好きなニューヨーカーには広く受け入れられているようです。ある日のホームパーティーでゲストの一人が小さなケーキをいくつかもってきました。皆でおいしく頂いた後でネタばらし。「これbabycakesのケーキだよ」 私も言われるまで気づきませんでした。小麦も卵もバターも牛乳も使わないヘルシーなケーキ、ということで大人の手土産にも話題性としても人気のようです。