私の救世主、食べてよし、塗ってよしのココナッツオイルの効果
グルテンフリーと出会う前に、外からのケアで私の救世主となってくれたのが、ココナッツオイルです。アトピーで敏感肌なので、いろいろと肌にやさしい保湿をジプシーしてきました。一時は顔の目のまわりが赤くパンダのようだった時もあったけど、それがおさまった後も、最後まで炎症と色素沈着が残ったのが首でした。乳液やクリームだと刺激を感じてひりひり、何もぬらないと乾燥してぴきぴきつっぱる。汗をかくと自分の汗でひりひり。
クリームやヴァセリン系はひりひりしたり、余計かゆくなったりするので、オイル系が私にはあうように思っていたものの、なかなか合うものが見つかりませんでした。あらゆる保湿クリームを試していきついた、ココナッツオイル。本当に今では手放せません。
■ココナッツオイルとの出会い
2011年11月。ニューヨーク滞在中、ヨガのインストラクターをしている女性と出会った時、40歳の彼女のぴかぴかの肌や髪に驚き何を使っているか尋ねたところ、「ココナッツオイル」と。もちろん、彼女は毎日ヨガをして汗をたっぷりかいている事が一番大きいと思うのですが、「顔も体も髪もすべて食用のココナッツオイルだけ」という言葉に興味を抱き、早速試してみようと、オーガニック系のスーパーマーケットWhole Foods Marketへ。400gくらい入った1瓶が8ドルくらいでした。1年はもちそうなくらいの量にひるみつつ、これが一番小さいサイズなので、あわなければ料理に使えばいいかと購入。
早速その日の夜、顔と首の保湿に使ってみました。効果は歴然!毎日乾燥でひりひりしていた首の乾燥がおさまるようになったのです。使うのは化粧水の後に朝晩ほんのちょっとを手のひらで伸ばしてつけるだけ。
とはいえ、今までのオイルや化粧品だってすぐは効果があるように感じても、使っているうちに効かなくなってくるように感じることも多かった。けど、あれから1年半、あれ以来首の乾燥ヒリヒリに悩まされる事はまだありません。
20代の頃は、外資系や資生堂など大手メーカーの1万円の乳液や美容液などいろいろ使ってみるのも楽しみのひとつでしたが、30代後半にさしかかり、こんなシンプルケアで肌の状態が落ち着くようになるとは・・。本当に本当に優秀なココナッツオイル様様です。
■ココナッツオイルの特徴
ココナッツオイルは、食べてよし、塗ってよし。顔、身体はもちろん、髪にもよし(つけすぎるとべたべたします)。あのスーパーモデル、ミランダ・カーもココナッツオイルにぞっこんで、14歳の時から毎日食べているとか。「ココナッツオイルなしには生きていけない!」というミランダ・カーは、毎日スプーン何杯かと直接食べたり、緑茶に入れて飲んだりするそう。←これはちょっとやりすぎやわ・・。
ミランダ・カーについての別記事はこちら→ スーパーモデル、ミランダ・カーの美の秘訣スーパーフード ,
ココナッツオイルの特徴としてあげられるのが、
- ビタミンEを含み抗酸化力が強い
- 酸化しにくい
- 甲状腺を刺激する
- カンジダ(菌類)を殺菌、強い殺菌力
- コレステロールを下げる
- トランス脂肪酸を作らない中鎖脂肪酸を、自然界では一番多く含んでいる
- 脂肪として蓄積されない →ダイエット向きのオイル(トランス脂肪酸ゼロ・コレステロールゼロ)
- 豊富に含まれる母乳成分ラウリン酸が免疫力を高める
ココナッツオイルの強い特徴に、酸化しにくいというのがあります。ココナッツオイルは、約25度以下になると固まります。冬場は固形、夏場は液状に自然となるけど品質上は問題ありません。
冬場はスプーンですくって、夏場はディスペンサーなどに入れると化粧オイルとして使いやすいです。
■ココナッツオイルの使い方
もともと食用なので、炒め物などに使ってもOKだし、そのままなめてもOK.ココナッツの風味が強いので、和食には向かないと思います。お菓子作りに使ったり(グルテンフリーベーカリーのbabycakesでは、ココナッツオイルを多用しています)、グルテンOKな方なら、バターのかわりにパンに塗って食べてもおいしい。グルテンフリーダイエットをはじめる前は、たまにパンに塗って食べてました。今は食用として使うことはなく、保湿用として使ってます。
– 保湿剤として
私は小さな小瓶に分けて、バスルームにおいています。化粧水の後に、手のひらで伸ばして、あたためて、顔にゆっくり押し付けるようにつけます。首も同様。手にわずかに残ったオイルは、身体にのばしたり、髪につけたり。ボディにももちろんOK。うすくのばして全身に使えます。つけてすぐはココナッツの香りが結構するので、ココナッツの香りが苦手な人には向きませんが、翌日残る事はありません。
ココナッツオイルの使い方160!(英語)
上記は、160もの使い方を紹介しているサイト。傷口に塗ったり、妊娠線の予防だったり・・。このサイトでは、2011年最も人気があった記事が、「ココナッツオイルの使い方80!」だったそうで、1年で使い方が倍に増えてます。なにはともあれ、今、アメリカでは家庭に1瓶ココナッツオイル、という万能オイル状態のようです。
■ココナッツオイルはどこで買える?
日本でもココナッツオイルは買えるようになってますが、正直・・・高いと思います。化粧用オイルとして売られているのはなおさら。おすすめはアメリカからの個人輸入です。iHerbというサイトで、現地とほぼ同じ価格で購入することができます。1瓶10ドルくらいもので毎日、顔に使っても1年は持ちます。iHerbのココナッツオイルのページ。
ココナッツオイルはいろんな会社からでているので、どれにするか迷うと思います。目安としては、1瓶400ml 10ドル程度。Organic(オーガニック)認証されているもの。かな。オーガニックが絶対なわけではないですが、同じような値段でオーガニック認証がついているものとついていないものがあるので、せっかくなら、という程度です。化粧用オイルとして売られているものもありますが、私の個人的な実感としては食用のもので満足しています。
iHerbで売られている、now社のオーガニック ヴァージンココナッツオイル
私が使っている、Spectrumというメーカーのココナッツオイルがあったのでご参考までに紹介します。容器の形が違いますが、これもオーガニック認証です。
ニューヨークのスーパーでよく売られていたSpectrumのココナッツオイル
【iHerbでの購入について- はじめての方へ】
アメリカのサイトですが、日本語にも対応し、発送は佐川急便かクロネコヤマトから選択できるのも安心です。
送料は、佐川急便なら20kgまで4ドル!や、送料無料キャンペーンなど、国内でネットショップするより安い時もあります。お急ぎでなければ、たまにチェックして送料が安い時をねらうのがおすすめです。通常は、8~10ドルです。
iHerbでの購入がはじめてなら、購入の時にクーポン番号「WTJ672 」を入力すると、5ドルOff(40ドル以上の購入なら10ドルoffの場合あり)になりますよ。
外国のサイトから購入するのがはじめての方は、こちらのページをご参照ください。日本語で買い物をする手順を書いています。
輸入食品を手軽に購入する方法 – iHerbでお買い物
私が今使っているのは、Whole Foods Marketのプライベートブランド365のものと、Spectrumという会社のもの。
右側のが2011年11月に買ってまだ少し残ってます。。どちらも10ドル程度でした。
これからもお世話になります!