グルテンフリーを続ける事や、マクロビの事など思うこと
このグルテンフリーについてのブログをはじめて2年が過ぎました。
グルテンフリーをはじめてからはもう3年です。
更新頻度を重視するよりも、ちょっとでも読んだ方に有益になるように、という事を意識していると
月に1度程度の更新になってしまっています。
それでも多くの方が読んでくださり、またメールをくださる方もいて有難い事です。
メールをくださる方のほとんどが、
私と同じ、あるいは似た症状で長く苦しんできた方で、「グルテンフリーで症状が改善した!」
あるいは「これから試してみます!」といった経験談などを教えてくれてます。
頂いたメールの中での割合でいうと、海外在住の方からも多く、
恐らく日本よりも「グルテンフリー」という言葉に出会う事が多いのではないでしょうか。
今はもうブームが少し落ち着いていると思いますが、私がアメリカにいた2011年~2012年ごろはグルテンフリーが大ブームでした。
それから2年ぐらいして、日本でもグルテンフリーという言葉が聞かれるようになったと思います。
それでも、
・美容やダイエットのため
・小麦アレルギーの人のため
という見方が強いのか、期待するほど日本のグルテンフリーの製品は増えていません。(対象人口が少なすぎて商売にならないと考えられてるのでしょう)
なので、未だにiherb(アメリカからの個人輸入)に頼っています。円安でお得感は以前よりも薄れたけど、そもそも日本にグルテンフリーの商品が少なすぎるから!
そしてオーガニックのシャンプーなどもずっとiherbです。円安でも日本で買う半額程度で買えるので!
話それました・・。大好きなiherbの事となるとつい・・。
以前このブログでも書きましたが、キッコーマンが出すグルテンフリーの醤油。
アメリカ向けに製造・販売しているのに日本では売ってないのは残念な事です。
関係ないけど写真はニューオリンズのカフェ デュ モンド。ベニエ(揚げドーナツ)に尋常じゃない量の粉砂糖
■グルテンフリー生活を続けること
グルテンフリー生活、続けるのはなかなか大変です。
私も2年以上意識した生活をしているのに、未だに手に湿疹がでるのは、なんだかんだ言って
口にする事があるのも原因だと思っています。そしてグルテンだけが原因でもないと思います。
たまに、「小麦を食べられないなんてかわいそう。私なら我慢できない」と言われる事もあります。
確かにそうだろなーとは思うものの、小麦を食べない事で、あのかゆみから解放されるのならば、これもOK!って思うようにしています。もちろん私もパンもパスタも超好きです。
それでも、グルテンフリーを試した事でかゆみから解放される喜びは、雄叫びをあげたいほど心躍るものでした。
しかし、それでも私は完全除去にやっきになるのもストレスになると自分の経験から思っています。
(セリアック病の方は完全除去が必要です)
もちろん、湿疹つらさと小麦を我慢するつらさを比べると、
もう断然、断然、湿疹のかゆみほうがストレス大!!
なので、一人の時や選択肢のある時は、できるだけグルテンフリーを選ぶ。
しかし、友人との食事や手土産で頂いたおいしいパンやお菓子などはおいしく頂きます。
翌日手に水泡がでて、キーーーーー!とかゆくなっても仕方ない、と割り切ってます。
長く続けるためにも、バランスを重視してます。
楽しく美味しく食べる事は超重要だと思っています。目の前の美味しそうなパンを「あ、これやばいかも・・」と思って食べるより、「美味しーー。まぁまた明日からセーブしよぉ」って思って食べたほうがいいかな、と。
もちろん、初めての方は2週間は厳密にグルテンフリーにしたほうがいいですよ。
でないと、効果があるのかどうかわかりません。効果がないのに我慢した生活を続ける事になったらもったいない。
■マクロビオティック信仰
昔、マクロビオティックの食事法をしていた時(10年程前)、それさえすれば身体は変わる!アトピーは治る!
と信仰のように信じて、というか信じたくてマクロビを実践した事があります。
新しい食事法というのは楽しくもありますが、制限も多く、体重も落ちて周りに心配されました。
アトピーはよくなりませんでした。よくならないのは、自分がちゃんとマクロビをできてないからだ、と思ってたのはちょっと精神的にやばいです。
マクロビのルールにそれた食事をすると、罪悪感を感じたりもしました。
今思い出しても、こんなの健全なはずがありません。
健康的な食生活のはずが、身体よりも心をむしばんでいた気すらします。
思い込み、ですね。
その頃、病院(皮膚科)で「交感神経と副交感神経のバランスが狂っている、自律神経失調性の可能性あり」と言われました。血液検査の結果から言われましたよ。
ストレスが主な原因だそうですが、
ハードな仕事、顔に出るアトピー、制限した食生活。
オンもオフもストレスだらけで、どうしたらバランスとやらを取り戻せるのかわかりませんでした。
医者には、「指もみ」とかすすめられましたが・・。
あの時の事があるので、今でもグルテンフリーさえすれば全てOKとは人に言いたくないし、自分もそう思ってません。
何かこれさえ食べれば or 食べなければ健康になる、という食品や食事法なんてないと思います。
何十年もかけてできてきたその人の身体はみなそれぞれ違います。
だから、人によって合うものも自分にとっては合わなかったりね。
私の場合、グルテンフリーに出会う前よりもずーーーーーっと体調(主に手の湿疹と顔や首のアトピー)がよくなった事は事実です。
だからこそ、楽しくストレスにならないように続けていきたいと思っています!
長文読んでくださり、ありがとうございました~~。