食べられないものより、食べられるもの
今はパンやうどんを食べない生活にストレスを感じることはありませんが、時に、「あーー!食べたい!食べたい!」と感じた事もありました。
グルテンフリーダイエットをはじめた時、グルテンフリーダイエットって食べられないものだらけやん!って誰しも驚くことだと思います。きっと「グルテンを含む食品」のリストにため息がでてしまうと思います。
そして、食べたらダメ!と思うと余計に本当にすごく食べたくなるもの。さらに一度食べるともっと食べたくなるものです。グルテンには中毒性がある、とも言われています。
久しぶりにパンを口にした日、すぐに体が反応することはなかったけれど脳が反応したのか、なんとなく次の日もパン食べたいなーと感じました。衝動というより、ゆるい脳の記憶というか。私は数十年、朝はパンだったので、簡単にその習慣を脳が思い出すのかもしれません。
7、8年前、アトピーの治療で通っていた医者から小麦断ちを進められたことがあります。小麦アレルギーは陰性でも、小麦は腸への負担が大きく、さらに砂糖が加わると湿疹がでやすくなるそう。アレルギーマーチというそうな。マーチときいたら、タッタカタータッタカターと、西川のりおが出てきそうですがそんな楽しいものではなく、アレルギーマーチはさしずめアレルギーがアレルギーを呼ぶ連鎖地獄ですね。
その時は本当に小麦断ちがしんどかったです。自らの意思ではなく、人から言われて何かを断つのはつらいものです。
アルコールでも煙草でも同じだと思います。その時は、小麦断ちがたいして効果あったようには記憶してません。
私は我慢してる!というストレスばかりが増幅したような…
オムライス、豚の生姜焼き、鯖の塩焼き、味噌汁、たけのこ、小松菜炒め、えんどう豆の卵とじ、納豆、きんぴら、ひじき、牛とにんにくのスープ、野菜炒め…この1週間に食べたものを思いつくままにあげてみたけど、どれも普通の日本の食事、そしてグルテンフリーです。
グルテンを含まないものって、お米、肉、魚、野菜、果物、海藻、きのこ…
素材をシンプルに調理すればそれだけでOKなんですよね。グルテンフリーって聞くと身構えるけど、実はそんなに大変なことでもなかったりします。 お好み焼きや、揚げ物には米粉で十分大丈夫です。
「今日はもう疲れた!ご飯作りたくない!誰も作ってくれなーい!コンビニだ!」という時も、カップ麺やレトルト食品を選ぶより、おにぎりとお惣菜、サラダ、を選ぶほうがベターだし、毎日ビールを飲むなら、グルテンフリーのビールにしたり、ワインに変えたり。コンビニで甘いものを買って帰るのが大好きなら、ロールケーキを団子にしたり。フルーツにしたり。
毎日のひとつひとつの選択でグルテンフリーになっていくと思います。言い換えると、毎日の選択の積み重ねが体に少しづつ負担をかけているともいえると思います。
ただ、外食は難しいです。外食というか、これはジャンクフードですが、以前はマクドナルドのハンバーガーセットを食べたら、数十分以内に、首が赤くかゆくなったり、じんましんがでたり、その日の夜はかゆみで手が火照ったりは珍しいことではありませんでした。これは、小麦か肉か添加物か酸化した油か・・・何が原因かわかりません。
今は外食でグルテンを含むものを食べても急激に体が反応することはあまりありません。(翌日手が痒くなることはあります)
外食してもグルテンは避けたい、でもその場の雰囲気も壊したくない。この想いは常にあるので、グルテンフリー外食編は今後の課題です。