グルテンフリーダイエット奮闘記

グルテンフリーとココナッツオイルでアトピーと手荒れが治った記録です。iherbのおすすめグルテンフリー商品も

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手荒れ・主婦湿疹完治への道~湿潤療法・ステロイド・尿素クリーム

 

私はここ数年は、手荒れで膿む事が減っていたので、
掌蹠膿疱症ではなく、手荒れ、水疱、主婦湿疹の方向けの治療法かと思います。

軽く10年以上はかゆみ、痛みでつらい状態だったのが2020年2月ごろから劇的に改善して10か月がたちました。

今の状態は、

・おにぎりを素手で握れる
・レジで手を出すことにためらいはない
・かゆみで眠れない事は全くない
・たまに、あっかゆいかも、という時はアレルギー薬を飲んで寝たら朝までぐっすり
・料理する時に、素手でできる。(洗い物は手袋)
・シャンプーや石鹸も素手でできる

という感じです。普通の人に比べたら、乾燥したしわっぽい手ですが
そんな事は全く気になりません。
普通に生活できる事が幸せです。

では、私の手がかなり改善したステップですが
1.湿潤療法
2.病院を変えて、今までと違うステロイドを試した
3.ステロイドの塗り方を指導された
4.尿素クリームを使うようになった

この4つで劇的に良くなりました。

1.湿潤療法

手荒れの治療法をいつもネットで検索していたのですが、ある質問サイトの回答で
「湿潤療法が劇的に効いた。」というのを見つけて試してみました。

やり方は簡単です。
1.夜寝る前に、プロペトなどのワセリンを手に伸ばします。
多めにつけて伸ばしたら、ティッシュで軽くオフします。

2.べとべとしてますが、このまま、ビニール手袋をつけます。

3.そのまま寝ます。

4.中で蒸れて汗もつくけど、そのまま。湿った状態をキープ。

5.朝、ビニール手袋を外したら、よく手を洗う。

以上です。
蒸れてかゆくなりそうな気がしますが、その逆で全然かゆくないのです。

たまに、かゆくなる時もありましたが、その時は無理せず手袋を外して手を洗ってやり直したりしていました。

浅い傷だと朝起きた時には傷がうまっている(治っている)事もあります。

湿潤療法は、キズパットのテープなど売っていますが、高価だし上記の方法で問題ないです。
私は、この方法でかゆみなしで眠れる事に感動して、数か月は続けました。

旅行に行く時は、日数分のビニール手袋も持参していました。

湿潤療法に使ったアイテム

使ったのは、ワセリンの中で最も純度が高いプロペトを使いました。サンホワイトも純度が高いですが、普通のワセリンでも問題ないと思いますよ。

100均のビニール手袋は、ずれてくしゃくしゃになるので、
アスクルで買ったこちらのMサイズが私はぴったりでした。

粉つきだとかゆくなる心配があるので、粉なしを選んでくださいね!

箱がぼろぼろですが^^;

湿潤療法はこんな本もでています。

次に、ステロイドです。

違う種類のステロイド試す

ここ数年通っていた病院では、ずっとリンデロン軟膏が処方されていました。
ステロイドの強さはstrongです。

お風呂上りや朝に塗るよう指示されていました。

湿潤療法で夜のかゆみからは解放されたものの、
根本治療とはいかず、やはり湿疹は出ていました。

そこで、別の皮膚科に行ってみることに。

正直、これまでどれだけの病院を受診したかわからないくらいです。
どこの病院にいっても、湿疹の治療はステロイドと保湿であることは変わりません。

しかし、その時は、久しぶりに違う病院に行ってみようと思い立ち
初めての皮膚科に行ってみました。
口コミを見ると、あまり評判はよくない(先生の態度が悪い、患部をよくみない)などだったので、期待はあまりせずに行ったのがその後の治療を大きく変えるきっかけになりました。

2020年3月に受診しました。

皮膚科には、お薬手帳を持っていって、
「今はこの薬を使っているけど、一進一退が何年も続いている」と伝えると、

口コミどおり、愛想もない先生は、私の手をちらっと見ただけで
先生「それだと、弱いでしょ。もっと強いので治さないと。
あと、保湿は?」

私「ヒルドイドソフト軟膏を使ってるけど、これもあまりあってないのか・・」

先生「じゃぁ、尿素クリームだすね」

私「え、、、、尿素は昔しみた事があるので、使ってないんですが・・」

先生「たぶん尿素が強いタイプじゃない?尿素10%のだといけると思うから、使ってみて。これがダメならワセリンしかないね」

私「わかりました」

ここで処方されたのが、

サレックス軟膏0.05%
(アンテベート軟膏0.05%のジェネリック品)

very strongのステロイドでした。

たぶん、アンテベートは過去に使った事ある気がします(聞き覚えがあるから)

尿素クリームは、アセチロールクリーム(尿素10%)

10%というのがポイントだと思います。

ひじやかかと向けの尿素20%は、これまでの湿疹で手の皮膚が薄くなった私の手には刺激が強かったのかもしれません。

そもそも、傷があると尿素はしみるので、もう何年も手をだしていませんでした。

 

ステロイドの塗り方の指導

ステロイドの塗り方って、これまでは

朝晩塗るだけ、でした。

しかし、このステロイドを処方された薬局で、薬剤師の方から
「まず、尿素クリームでしっかり保湿してからステロイドを塗ってくださいね」
と言われて、

あ、そういえばその順番すら最近はよくできてなかったのかも、と思い出しました。

薬剤師さんの指導の通り、

アセチロールクリームをたっぷり塗って、ステロイドを塗る。

たったこれだけで、数日でみるみるうちに手がきれいになりました。

この時は、湿潤療法はしていません。
ステロイドと尿素だけで手が改善したのがわかりました。

しかし、ステロイドは強いランクを使うと一時的に改善してもまたぶり返したりしますよね。
これまで散々それは経験してきました。

なので、よくなったと思っても数日はステロイドを塗り続けました。

その後、(すみません、何日くらい塗り続けたか覚えてないのですが)
もういいかなと自己判断でステロイドをやめて尿素クリームだけにしました。

クリームはすぐに使い切ったので、市販の尿素10%クリームも買ってみましたが、
これでも問題なく使えてます。

 

アマゾンのプライベートブランドの尿素配合クリームは150gと容量が多く安かったのでこれも使ってみました。
こちらも問題ないですが、資生堂に比べると少しスースー感があります。
好みの問題ですが、私は資生堂のウレアのほうが使いやすいかな、と感じました。

 

その後は尿素クリームオンリー

手の湿疹が治り、
その後は、尿素10%のクリームをこまめに塗る事でよい状態を保っています。

この皮膚科も1回行ったきりです。
ステロイドも1本使い切る事なく。

私の生活を劇的に変えてくれた先生にお礼を言いたい気持ちもありますが
「あ、そう」で終わりそうな方です。

口コミはあてにならないな、と思います。
確かに愛想はない先生でしたが、私の症状をチラ見して処方してくれた薬は的確でした。

 

まとめ

10年以上苦しんだ湿疹が、
ステロイド+尿素クリームで治った

って、あまりにあっけない気もしますが、
ポイントは、自分にあった種類・強さのステロイドと保湿剤を使用方法を守って使う、というシンプルな事かなと思います。

さんざん、本当に様々な、いろんなステロイド、保湿剤を試してきました。

お風呂の塩素除去、ナチュラルな洗剤、無農薬野菜、あらゆるサプリメント・・・・
本当にいろいろ試してきました。
もちろん、グルテンフリーもココナッツオイルも。

今回、愛想のない皮膚科医さんが私の手をちらっとだけ見て処方した薬(←しつこい)が
本当に私の症状にあっていた、という事だと思います。

ただ、アンテベートは使った事ある気がします。それのジェネリックは初めてですが、
このステロイドと尿素という組み合わせがよかったのか、
今の私の体調、症状にあっていたのか、わかりません。

これを読んでくださった方が、全く同じ組み合わせを試してみても、効果があるかはわかりませんが、

もし、同じステロイドをずっと使っていても、改善しない場合は
違うのを試したほうがいいし、かかりつけ医がそれに対応してくれなかったら、セカンドオピニオンを求めるべきだと今回改めて思いました。

尿素があわずに、ヒルドイドがあう人も多いと思うので、それはお医者さんに相談してみてください。

これまで散々、グルテンフリーやココナッツオイルなどナチュラルな方法も試してきましたが、
最後いきついたのが、ステロイドとはね^^;

でも、これも納得というか。

ステロイドで炎症を抑えて、あとは日々のケアでよい状態をキープできたらいいなと思います。

もちろん、また手荒れが発症する事もあるかもしれませんが、それはまたその時に。

これを読んでくださった方の症状が改善するヒントになれば、と思います。

今後も、今やっている日々の食生活の事なども書いていこうと思いますので、今後もよろしくお願いします。^^

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