グルテンフリーダイエット体験談 #1 – グルテンさえやめれば、健康になる??
私がグルテンフリーダイエットをして、アトピーや掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)が劇的に改善したことを知人に話したところ、とても驚いて「私もやる!」という流れになりました。
彼女は私の手の状態が一番ひどい時を見ていたので、それがきれいに治ったというのは強い説得材料になったようです。
■知人(女性)の症状
- お腹が弱く、よく下痢をする。
- おならがよくでて困る。
- 牛乳も冷たいままでは飲めない
- 花粉症もち
- 季節の変わりめなどに、急に顔がぱんぱんにはれたりすることがある。
などなど、アレルギー体質っぽいのですが、まぁこんなもんか、と数十年過ごしてきました。グルテンフリーダイエットの話を聞いて、がぜんやる気がでた彼女は、毎日食べていたパンをまずはやめることからスタート。パンを焼くのが趣味のひとつでもあるのですが、家族にも話して、家族で協力してグルテンフリーを2週間スタートすることになりました。
■過剰な期待は禁物
「2週間グルテンフリーの生活をして、2週間後にまた食べ始める。そこで変化を感じられなかったら意味がないから、元の生活に戻したらいいよ」 と話したのですが、やる気まんまんの彼女はストックしてあった冷凍うどんやそうめんまで処分する勢い!
「また2週間後に食べたらいいやん!」とひきとめにかかりました!
彼女に何度も伝えたのですが、「過度な期待は禁物!」ということ。いくら、グルテンがひきおこす免疫疾患の症例が数百におよぶといっても、それだけで体が完全に健康!となることはないと思います。病気などの要因は様々ですし、そのなかのひとつにグルテンがあったとしても、他の要因との関係で人によって症状のでかたも重度もかわると思うのです。
からだは、遺伝的要因や日々の食事、生活習慣などから成り立つので、グルテンだけを悪者にして、それさえやめれば天国、みたいに考えてしまうのは危険ですし、過剰な期待は変にがっかりしてしまうことにもつながります。
■グルテンフリーダイエットは魔法じゃない
「ガーデニングをすると、草にまけることがあるから、それも治るといいなー」
と彼女が言うので、「それは、、、違う気がする」と答えました。 草やうるしなどに負けるのは皮膚への外的要因で、グルテンを除去して、腸や内臓の調子をととのえるのとは別もののように私は思ったからです。
内臓の機能が回復して、結果、皮膚が丈夫になって、草にもまけなくなる?ということもあるかもしれません。でも2週間でそこまで感じられるとは想像できません。
「とにかく、期待しすぎないでーーーー!軽い気持ちで楽しんで~~~」と、念押ししました!
家族をまきこんでの、グルテンフリーダイエットは、ただいま3日目。
「パンをやめると、毎度の食事で、おかずを用意するのが大変」と話していました。これは私もよーくわかります。ささっと済ませたい時、朝の忙しい時間、休日のお昼、パンや麺類はすごく重宝します。それが毎回、ごはんにおかずを用意するのは・・・主婦にとっては結構大変です。
この面倒さがあっても続ける価値があるかどうかは、効果次第です。
1週間後、2週間後、どのような変化があったか、またはなかったか、聞いてみるのが楽しみです。
その後は、またご報告します。